苫小牧市と室工大 相互協力で連携協定 地域活性化や人材育成推進

苫小牧市と室工大 相互協力で連携協定 地域活性化や人材育成推進
連携協定の締結式で握手を交わす空閑(くが)学長(左)と岩倉市長

 苫小牧市と室蘭工業大学(室蘭市)は20日、地域活性化や人材育成、学術振興などの相互協力に関する連携協定を締結した。これまでの結び付きをさらに深め、ものづくり分野を主軸に市政運営を広く意識しながら人的や学術面での協力も進めていく考えだ。

 市によると、高等教育機関との連携協定は苫小牧駒沢大学を運営する京都育英館(京都)、苫小牧工業高等専門学校に続いて3例目。室工大側は地域貢献の観点から複数の自治体と協定を締結しており、苫小牧市が7カ所目となる。

 今回の協定では、(1)ものづくり人材の育成・確保(2)地域に密着したものづくり産業の振興や物流機能強化(3)まちづくりの推進―など4項目を設定。具体的には、▽同大学卒業生の地元就職促進▽技術研究会および講習会開催を通じた民間企業への人材育成支援▽市の各審議会委員への大学職員派遣▽製造・物流関連企業への技術支援―などに取り組む。

 苫小牧で行われた締結式に出席した岩倉博文市長は、人口減少と高齢化が同時進行する時代の市政運営において、学術的な助言の有効性を強調しつつ「さまざまなチャレンジが求められる今なので、(協定締結を)非常に心強く感じている」と歓迎。室工大の空閑良壽(くが・よしかず)学長は「まちづくりの推進や地域経済の発展、環境問題、防災などの分野を通じ、北海道全体の発展にも寄与したい」と地域貢献に意欲を示した。

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