新千歳空港の旅客ビル会社、新千歳空港ターミナルビルディングは20日、開幕したラグビーワールドカップ日本大会の日本―ロシア戦のパブリックビューイング(PV)を国内線ターミナルビル4階の映画館「新千歳空港シアター」で催した。集まった観客約70人が大スクリーンに映し出された中継を試合観戦。初戦の日本代表に熱い声援を送り、逆転の末の快勝に歓声を上げた。
前後半の生中継に集まった観客は空港利用者や仕事帰りの従業員の顔触れ。試合開始を前に駆け付けた人々は映画館の売り場で買い求めたビールやポップコーンを手に席を確保し、縦5メートル、横7メートルのスクリーンを見詰めた。
試合は始まって間もなくロシアがトライで先制点。ため息が聞こえた。その後から動きを良くした日本が最初の得点を挙げると、大喝采が響いた。「よくやった」との掛け声が上がった。さらに主導権を奪い返していった日本がロシアを逆転した場面では拍手に続けてニッポンコールが沸き起こった。
前半を12―7の5点差で終え、後半も日本が追加点を挙げると観客の興奮はピークへ。
日本の好機や一転の危機のたびにどよめきが起き、終了を告げるホイッスルが鳴ると、観客たちはほっとした様子。白星発進した選手たちに拍手が送られた。
京都市山科区、会社員山田諭さん(39)は札幌ドームで21日にあるオーストラリア―フィジーの試合を観戦するために来道し、映画館に立ち寄った。「飛行機の中で経過が気になっていて、降りた空港で日本の試合が見られて最高。いいスタートを切ったので、ベスト8目指して頑張ってほしい」と笑顔で語った。
同館はPVとして21日午後6時45分からニュージーランド―南アフリカ、22日同7時15分からイングランド―トンガを試合終了まで放映する。入場無料。
















