人材不足など課題共有 海運・水産官学労使懇談会 札幌

人材不足など課題共有 海運・水産官学労使懇談会 札幌
各機関の課題について意見交換が行われた労使懇談会

 全日本海員組合北海道地方支部(苫小牧市元中野町)はこのほど、道内海運・水産官学労使懇談会を札幌市内で初めて開いた。民間企業や道運輸局、道内の船員教育機関などから43人が出席。人材不足など各関係機関が抱える問題について共通認識を深めた。

 同会は若年層を中心とした人材確保策を業界全体で進めようと、同支部が関係機関に働き掛けて開催した。

 出席した各機関の担当者からは現状や課題などが報告され、若年船員の定着率の悪さや乗組員の高齢化、海技免許所有者の採用に苦慮しているなどの課題が示された。

 また、水産高校など船員教育機関の担当者からは「水産、海運関係会社への就職希望者は生徒全体の半数」など卒業生の就職状況が報告された。

 意見交換では「授業で船員職業を知る機会を設けてほしい」「海上職の特殊性について認知してもらえるよう発信を強化すべき」といった意見が相次いだ。

 同支部は海運業全体の問題として「官民で課題解決を目指す同懇談会は情報発信の場としても非常に有効」とし、来年度以降も継続して開催したい考えだ。

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