8月に埼玉県で開かれた男女共同参画推進フォーラム(独立行政法人国立女性教育会館主催)に参加した市民2人の報告会がこのほど、市男女平等参画推進センターで開かれた。男女平等参画に取り組む市民団体の会員ら約20人が熱心に耳を傾けた。
同フォーラムは誰もが暮らしやすい社会の在り方を考える場として年に一度、同教育会館で開かれている。今年は8月29~31日、講演会やワークショップが行われ、全国各地から約1200人が参加して学習や情報交換をした。
苫小牧からは、市の派遣事業で市婦人団体連絡協議会の事務局を務める緒方俊子さん(69)と新日本婦人の会苫小牧支部の佐藤昭子支部長(76)が参加。報告会は市協働・男女平等参画室が開き、2人はそれぞれ学んだことを語った。
緒方さんは防災をテーマにしたワークショップに参加し、過去の自然災害の事例から被災した人に対するきめ細かな心のケアを長期的に継続する重要性を学んだことを発表。佐藤さんはGHQ民政局員として日本国憲法の草案作成に関わり、法の下の平等や両性の平等の原則を盛り込んだ故・ベアテ・シロタ・ゴードンさんの長女、ニコール・A・ゴードンさんの講演を聞いた感想を報告。「今の日本は、ベアテさんが求めた男女平等参画社会にほど遠い。ベアテさんの思いに応える社会をつくることが課題だと感じた」と語った。
苫小牧からは同フォーラムに毎年、市民団体の「男女平等参画を推進するネットワーク苫小牧」の会員や市職員、公募で選ばれた市民が市の派遣事業を利用して参加している。
















