「れいわ」全国ツアー始動 山本太郎代表会見

「れいわ」全国ツアー始動 山本太郎代表会見
街頭で「れいわ新選組」への支持拡大を呼び掛ける山本代表=24日午後7時ごろ、JR札幌駅南口広場

 今夏の参院選で旋風を巻き起こした「れいわ新選組」の山本太郎代表が18日から北海道を皮切りに、全国ツアーに乗り出している。各地で有権者と長時間にわたり対話し、党勢拡大を目指す独特の「どぶ板戦術」。24日にはJR札幌駅南口広場で詰め掛けた大勢の聴衆と語り合う「街頭記者会見」も開き、次期衆院選については野党結集で政権交代につなげる必要性を訴えた。

 れいわは、今年4月に結党。初の選挙戦となった参院選では比例区で約288万票を得票、2議席を獲得して注目を集めた。山本氏は東京選挙区から比例代表に転出し、全比例候補で最多の99万票を獲得したものの落選、現在は非議員の立場で代表を続けている。

 全国ツアーは道内からスタート。18日の宗谷管内利尻島を皮切りに、28日まで道内各地を回る計画。山本氏自らポスター貼りなども行い、住民と交流。れいわは次期衆院選で100人規模の候補擁立を目指しており、ツアーを通じて候補者になり得る人材の発掘も進めていく姿勢。年内には全国を一巡する予定だ。

 山本氏の街頭演説は、長時間にわたり聴衆と徹底的に対話する独特の手法。「街頭記者会見」と称し札幌駅南口広場でマイクを握った山本氏は、れいわ初陣となった参院選について「本当ならば立候補した10人全員を国会に送り、与党からも野党からも一番嫌がられる、緊張感を高める役割を果たしたかった」としながらも、「れいわ新選組が手に入れた2議席は、これから世の中を変えていく第一歩と思っている」と声を振り絞った。

 れいわの政策で最も強く打ち出しているのが「消費税は廃止」。女性の聴衆から「消費税がなくなって本当に景気は良くなるのか」との質問に対しては、数字を挙げて根拠を丁寧に説明。「消費税は廃止にすべきだが、まずは早い時期に減税する方が、この国に生きる人々を早く救うことができる」と強調し、次期衆院選で「野党が固まりになって、共通政策として消費税を5%に下げることを提案させてもらっている」と語った。

 さらに山本氏は「この国の現状は子供たちの7人に1人、高齢者の5人に1人、障害者の4人に1人、単身女性の3人に1人が貧困」と政権の経済政策の誤りを厳しく批判。「生活困窮に陥り、今月乗り越えなきゃ死ななければいけないという人たちを救うのが政治だろう」とぶち上げ、聴衆に「れいわ支持」の輪を草の根で広げるよう呼び掛けた。

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