苫JC、市民向けにセミナー IRテーマで活発議論

苫JC、市民向けにセミナー IRテーマで活発議論
例会でIRに関する情報を共有した

 苫小牧青年会議所(JC)は24日、IR(カジノを含む統合型リゾート施設)をテーマにした例会「今が苫小牧の転換期だ~IRが導く未来」を苫小牧市内のホテルで開いた。会員と市民ら100人超が参加。JC側は市民一人一人がIR誘致の是非を考えられるようさまざまな情報を提供し、活発に意見を交わした。

 冒頭あいさつした渡辺秀敏理事長は「世界で初めて掘り込み式港湾の苫小牧港を作ったおかげで(市民は生活の)豊かさを享受している」と強調。人口減少社会を迎え、自治体が存続する対策の一つとして国内で前例のないIR誘致という手法が浮上したと述べた。

 JC側は市民2555人から回答を得たアンケート調査結果を公表。全体の7割弱がIRを知っているものの、カジノエリアの面積制限などを知っているのは約1割にとどまる現状などを示し「理解が不十分なまま誘致の話が進んで良いのか」と問題提起した。

 続けて苫小牧で事業参入を検討しているハードロック・ジャパン、ラッシュ・ストリート・ジャパン、モヒガン・ゲーミング&エンターテインメントの海外事業者3社が自社の特徴などを発表。地元の雇用拡大や人口増に寄与するメリットなどをアピールした。

 パネルディスカッションには、板谷良久苫小牧市議と成田晃市国際リゾート戦略室主幹が参加。IRのメリットとして、観光客や雇用の増加に伴う経済効果を挙げる一方、魅力ある街づくりや依存症対策の重要性を強調した。

 議論を踏まえた上でJC側は「行政任せにせず市民一人一人が街づくりを考え、行動することが必要。正しい知識を持って身近な人々と話し合おう」と参加者に呼び掛けた。

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