10月1日の消費税増税まであと6日。公共料金も値上がりし、苫小牧市でも水道や電気、ガスや公共交通機関など市民生活に欠かせない分野で負担が増えることになる。経済的な影響が避けられない中、市内の消費者団体は割安商品の情報収集や小まめな消灯など、節約意識の徹底による自衛策を講じるよう呼び掛けている。
市上下水道部は10月から、水道と下水道の基本料金と使用料金を値上げする。基本料は家事用(メーター口径25ミリ以下)で水道36円増、下水道で42円増。2カ月置きに検針している使用料は契約済み世帯で10、11月分が税率8%、10月以降の新規契約世帯は10%。12月以降は10%となる。
電気料金も10月から家庭用料金を見直す。北電によると、使用量に応じて値上げ幅を設定しており、標準世帯(契約電流30アンペア、使用電力量230キロワット時)で現行1カ月当たり7098円だが、増税後は132円増の7230円となる。10月1日以降に検針する11月分電気料金から適用する。
ガス料金も同様で、苫小牧ガス(末広町)が供給している都市ガスは、一般ガス供給の基本料金が契約内容に応じて17~45円増となり、使用料金も変更される。既存契約世帯は10月分が8%、11月分から10%となる。適用単価は毎月調整するため、検針票などで確認を求める。
プロパンガスは供給事業者ごとに対応が異なるが、苫小牧LPガス事業協同組合の杉浦真城代表理事は「増税分以外は据え置く企業が多いのでは」と話す。
JR運賃は、苫小牧駅発の普通旅客が▽沼ノ端駅290円(70円増)▽千歳駅750円(110円増)▽新札幌駅1490円(220円増)▽札幌駅1680円(230円増)。新千歳空港駅のみ20円減額の660円となる。1カ月当たりの定期券は同一区間で2230円~6470円の幅で値上がりする(新千歳空港駅除く)。
日常生活に関わる多くの料金が値上がりされることについて、苫小牧消費者協会の山内幸子会長は「広告で安い商品を探したり、不必要な照明を消したりするなど節約を心掛けてほしい」と話している。
















