会員の力作ずらり 作品展「書と篆刻展」あすまでー市文化交流センター

会員の力作ずらり 作品展「書と篆刻展」あすまでー市文化交流センター
「安定感ある作品を楽しめる」とアピールする大澤尚洋さん、玉翠さん(前列中央)と会員たち

 苫小牧市春日町の書家、大澤尚洋さん(74)と妻で篆刻(てんこく)家の玉翠さん(74)が主宰する尚墨会、玉筍会の作品展「書と篆刻展」が29日まで、市文化交流センターで開かれている。

 二つの会は日本、古代中国の古典に基づいた作品づくりを目指す。会員計19人が手本を忠実に表現する臨書、模刻など49点を飾っている。

 会場には、中国東晋代の書家王羲之の「蘭亭序」の臨書や新元号「令和」の原典となった万葉集「梅花の歌」の序文をつづった作品などを展示。今年5月に第32回NHK学園生涯学習書道展で篆刻部門最高賞の東京都知事賞を受賞した佐々木勝已(雅号・葉堂)さん(90)=市内有珠の沢町=の模刻なども並ぶ。

 大澤夫妻は「会員個々の力量も高まり、安定感のある作品が集まった」と話す。

 同展併設の特集として、帯広市出身の書家で尚洋さんの師でもある桑原翠邦(1906~95年)の作品も展示中。尚洋さんは、大東文化大の学生時代の1964年から3年間、東京・高円寺にあった桑原の自宅に通い、書を学んだという。桑原は晩年まで全国を旅し、市内では「苫小牧市民会館」門標の題字などを手掛けた。会場では尚洋さん所蔵の掛け軸など計27点も楽しめる。

 午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)。

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