「地震で火災」手順確認 苫石油コンビナート協が総合防災訓練

「地震で火災」手順確認 苫石油コンビナート協が総合防災訓練
原油タンク火災を想定した一斉放水の訓練も行われた

 苫小牧石油コンビナート特別防災区域協議会は26日、苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所で2019年度総合防災訓練を行った。苫小牧市消防本部や自主防災組織など関係機関から120人が参加した。

 同協議会は1977年に発足。会員の市内13事業所で毎年訓練を行っており、今年で43回目。訓練は震度5弱の地震で原油タンクからの油流出を防ぐ防油堤に亀裂が発生し、余震で原油タンクが出火したとの想定で実施した。

 関係機関への通報や連絡体制、負傷者救護などの対応を確認したほか、大型化学車や大型高所放水車と言った特殊車両19台が高さ22メートル、容量6万キロリットルの原油タンクに一斉放水するなど、本番さながらの訓練を展開した。

 同協議会の澤正彦会長(出光興産北海道製油所所長)は訓練後のあいさつで、2003年の十勝沖地震で起きた同製油所のタンク火災を振り返り「自然災害はいつ発生するか分からない。日頃からの備えが大切で官民一体の迅速な防災が求められる」と語った。

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