函館税関苫小牧税関支署が発表した8月分の苫小牧港貿易概況は、輸出入総額が前年同月比12・6%減の712億8300万円だった。輸出が2カ月ぶりのマイナスとなる13・7%減の97億2300万円、輸入は3カ月ぶりのマイナスで12・5%減の615億6000万円だった。
輸出は道産冷凍ホタテの人気が中国で高まり「魚介類・同調製品」が42・9%増と伸びたものの、主力品目の「輸送用機器」で現地生産が進み32・3%減。「紙・板紙」も韓国で新聞用紙などの需要が落ち込み48・7%減となり、全体を押し下げた。
輸入は船繰りの影響で「ウッドチップ」が3・8倍と大幅に増えた他、「一般機械」も消費税増税前に手当をしようと、農業用機械や荷役用機械、木材加工機械などのニーズが伸びて35・3%増となった。
一方、主力品目である「石炭」は発電所の需要が弱まり63・7%減。さらに「原油・粗油」は数量ベースで5・6%増えたが、原油価格が下がり輸入額は10・3%減となっている。
外国貿易船の入港実績は84隻で前年同月比5隻増。総トン数は83万6000トンで6万2000トン増えた。このうちコンテナ船は36隻で3隻増だった。
















