苫小牧市議会は30日、2018年度一般会計決算認定に係る決算審査特別委員会(竹田秀泰委員長)を開き、総務費の質疑に入った。市はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)に関する市民の理解度を探るため、道のグループインタビューの手法を参考に、市独自でも苫小牧版の国際リゾート構想を説明した上で市民アンケートを今年度中に行う考えを示した。
松尾省勝氏(民主クラブ)の質問に対する答弁。
IR整備法はIRを誘致する都道府県に対し、実施方針や整備計画の策定など各段階で立地自治体の同意を得るように定めている。苫小牧市は同意の確認方法として市議会での議決を重視。岩倉博文市長は現時点で「住民投票はなじまない」とも述べている。
市のグループインタビューは、昨年策定したIRを含む国際リゾート構想を説明した上で、その内容に対する市民の理解度や期待、懸念の把握などが狙い。
具体的には、市の住民基本台帳から20歳以上の市民2500人を無作為抽出し、参加依頼文書を郵送。対象者が自由に参加できる説明の場を1週間程度設け、同構想の内容を聞いてもらった上でアンケートに答えてもらう。
岩倉市長は、仮に道がIRの誘致を表明し、候補地に苫小牧を選んだ場合でも「正確なIRモデルを伝え、市民理解の取り組みをしっかりとやっていく」と強調した。
一般会計決算審査特別委員会は10月1日まで。企業会計決算審査特別委員会は同3、4日に行われる。
















