分担し支え合えるネットワークを とまこまい医療介護連携センターが研修会

分担し支え合えるネットワークを とまこまい医療介護連携センターが研修会
「医療、介護、福祉、葬儀各分野が連携したグリーフサポートを」と訴える橋爪さん

 在宅医療と介護の連携を推進するとまこまい医療介護連携センター(堀田智津子センター長)は26日、苫小牧市医師会館で多職種研修会を開いた。講師はグリーフサポート研究所(東京)代表理事、橋爪謙一郎さん。医療、介護、福祉、葬儀関係者ら103人が、死別などで喪失感を抱える人を支える「グリーフサポート」についての講演に耳を傾けた。

 橋爪さんは「グリーフは、大切な人との死別など喪失感によって引き起こされる悲しみや不安が閉じ込められた心の状態。他人に迷惑を掛けまいと我慢し、感情を小出ししない人ほど陥りやすい」と指摘。「我慢するほど不安は増す。動悸や不眠、涙、怒りの感情の爆発など身体、精神両面に影響し、人間関係の悪化にもつながる」と訴えた。

 その上で、グリーフ状態にある人にふたをした感情と向き合って、大切な人がいない環境と折り合いをつけてもらうことや、自分らしさを取り戻してもらうサポートの必要性を強調。「近くで信頼できる人が支えになってあげるのが理想。グリーフサポートの視点を医療、介護、福祉、葬儀各分野の人たちが共有し、分担して支えられるネットワークをつなぐことが大切」と語った。

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