研究者が野鳥の生態解説―ウトナイ湖野生鳥獣保護センター

研究者が野鳥の生態解説―ウトナイ湖野生鳥獣保護センター
猛禽類の生態について説明した講座(提供)

 苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターはこのほど、センター内のレクチャールームで2019年度第3回野生動物に学ぶ救護セミナーを開催した。苫小牧、白老、むかわ、札幌、室蘭などから34人が参加し、研究者から野鳥の生態について学んだ。

 人間と野生動物の関係を考えるセミナー。岩見沢市の鳥類研究者、先崎啓究(ひらく)さんが「ウトナイ湖を飾る猛禽(もうきん)類たち~チュウヒ・トビ・オジロワシ・ノスリ~」をテーマに講演した。

 先崎さんは勇払原野などで見られるチュウヒについて「警戒心が強い鳥なので基本的に車の中で観察する」と説明。カメラマンや鳥類の調査員が長時間、道央地方のチュウヒ繁殖地に張り付いたために雌が逃げ出し、餌が渡せずひなが死亡した例を挙げ、観察時には注意するよう呼び掛けた。

 トビは昆虫、ヘビ、カエル、ネズミ、鳥類のひななど食性が幅広く、オジロワシは寿命が約20年と長いことを解説。ノスリについては形態などを説明した。

 参加者は「人間が観察で野鳥を追い詰めることがあるとよく分かった」と話した。

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