苫小牧市のプレミアム付き商品券 申請低調

苫小牧市のプレミアム付き商品券 申請低調
市プレミアム付き商品券の見本と取扱参加店のステッカー。非課税世帯の申請は全体の25.6%にとどまる

 消費税率10%引き上げに伴う負担軽減策として、苫小牧市が実施しているプレミアム付き商品券の申請が低調だ。対象となる住民税非課税世帯の申請件数はまだ全体の2割台。ただ、市には連日相談が寄せられ潜在的な関心はあることから、商品券が使える店舗をPRするなど積極的な購入を呼び掛け、活用してもらう考えだ。

 同事業は4000円で額面5000円分(500円券10枚)の商品券を購入できるのが特徴。プレミアム率は25%と高く1人につき最大5冊まで。2万円分を購入すると2万5000円の買い物ができる。家計負担の緩和や地域の消費下支えが目的で、市町村が国の補助を受けて発行している。

 購入できる対象は、住民税非課税世帯と2016年4月2日から19年9月30日までに生まれた子どもを持つ世帯。非課税世帯は市に申請すると自宅に引換券が送付される仕組み。子育て世帯は全対象者に引換券が郵送されており、いずれも希望者は金融機関で購入する。

 市や苫小牧商工会議所などでつくる実行委員会によると、非課税世帯は約2万5000世帯、子育て世帯は約4000人。7月に案内を送付している非課税世帯は、3日時点の申請件数が6432件で全体の25・6%と伸び悩む。事務局の市総合福祉課は、購入期限が11月29日まであることから「検討中の人もいるのでは」と話す。

 一方、同商品券に関する相談は約2800件に上り、多い時は1日30件という日も。内容は申請書の記入方法や使える店舗の問い合わせが多いが、一部で手続きが煩雑などの意見もあるという。

 商品券は20年3月31日までが使用期限。市内では小売店など650店以上の店舗で使える。同課は商品券に対応する店舗の紹介ポスターや参加店用のステッカーを製作するなどPRに躍起だ。担当者は「不明な点は気軽に問い合わせを」と話している。

 問い合わせは実行委事務局(市総合福祉課) 電話0144(84)4066。

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