苫市議会 企業会計決算審査特別委、8会計を原案通り認定

苫市議会 企業会計決算審査特別委、8会計を原案通り認定

 苫小牧市議会の企業会計決算審査特別委員会(大西厚子委員長)は4日、2018年度の4特別会計と4企業会計に係る決算を原案通り認定した。後期高齢者医療特別会計のみ賛成多数で、残る7会計は全会一致となった。

 後期高齢者医療特別会計の認定をめぐって、反対討論した小野寺幸恵氏(共産)は、後期高齢者医療制度の導入時に措置された保険料の軽減特例が17年度から段階的に見直されていると指摘。保険料の負担増や年金収入の減少、物価高騰など、高齢者を取り巻く生活環境が厳しくなっている現状を挙げ、「特例軽減を廃止する社会的条件は整っていない」と述べた。

 下水道事業会計では、木村司氏(新緑)が雨水管整備に伴う浸水対策を質問。

 市は15年度から道路整備などに合わせながら、5年に1回程度の確率の大雨を想定(1時間当たり34ミリ)した現在の雨水管を、さらに雨量が多い10年に一度(同54ミリ)の対応品に切り替えていると説明。コンピューターによる浸水シミュレーションも行い、「浸水被害が発生しやすい場所や対策効果の高さを総合的に判断し、進めてきた」と強調。未対策地域は整備方法の見直しも検討し、被害低減を目指す。

 市立病院事業会計の質疑では、宇多春美氏(新緑)が病院の虐待対応の取り組みを尋ねた。

 市は同院で17年12月に虐待対応委員会を設置した他、児童虐待に特化した部会でも対応を進めているとし、「委員会は年1回、部会は月1回以上開き、事例協議や講演会も実施。室蘭児童相談所や市とも連携しながら情報共有している」と語った。

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