映像など現代アートずらり  美術博物館で企画展  胆振日高ゆかりの作家4人

映像など現代アートずらり  美術博物館で企画展  胆振日高ゆかりの作家4人
作品解説に耳を傾ける来場者ら=5日午前10時40分ごろ、苫小牧市美術博物館

 苫小牧市美術博物館の企画展「NITTAN ART FILE3」が5日、開幕した。胆振、日高ゆかりの作家4人が美術と博物の複合施設である同館の特性を生かした50点以上の現代アートを展示している。11月24日まで。

 企画展のテーマは「内なる旅~モノに宿された記憶」で画家山田啓貴さん(41)、グラフィックデザイナー小島歌織さん(37)、映像作家大島慶太郎さん(42)、美術家浅井真理子さん(56)の4人が出品した。

 苫小牧市出身の山田さんは油彩、テンペラの混合技法で「お子様ランチ」などをリアルに描写。大島さんは古写真や絵はがき、昔の苫小牧の街並みが分かる資料などを素材にした映像作品をスクリーンとモニター9台に投影し、来場者の関心を集めていた。

 この日は、4人が会場でそれぞれの作品を解説。山田さんは「モノから想像してもらうため、背景はあえて一色にした」とアピールした。市内沼ノ端中央の工藤裕司さん(85)は「多彩な視点、感性で制作された作品はいろいろな見方ができて面白い」と話していた。

 期間中は、浦河町出身の美術家坂東史樹さん(56)の中庭展示も同時開催。苫小牧港・西港を、縮小模型のインスタレーション(架設展示)で幻想的に再現している。

 観覧料は一般300円、高校・大学生200円、小中学生以下無料。午前9時30分~午後5時。

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