死亡交通事故多発 道内署別 ワースト1 苫小牧署管内 関係者に危機感 夕暮れ時の啓発に力

死亡交通事故多発 道内署別 ワースト1 苫小牧署管内 関係者に危機感 夕暮れ時の啓発に力

 
 今年に入り、苫小牧署管内(東胆振1市4町)で死亡交通事故が多発している。6日時点で、前年同期比5人増の8人が犠牲になっており、道内の警察署別ではワースト1。今年は特に目立った傾向はなく、啓発に力を入れる関係者も頭を抱えている。例年10月以降は事故が増加傾向にあるだけに、同署の梶貴晶交通1課長は「夕暮れ時の啓発を重点にしたい」と力を込める。

 同署管内の死亡交通事故は今年、3月30日に苫小牧市内で女性が車にはねられて犠牲になったのを皮切りに、今月2日に市内で起きた女性の死亡事故までに8件(前年同日比5件増)と多発。昨年1年間の死亡者数6人を既に上回る。道内の警察署別ワースト1で、以下の札幌北、帯広6人、釧路5人、余市、北見、旭川中央4人などを引き離している。

 同署管内の人身事故そのものは減少傾向で、今年は9月末時点で295件と前年同期比31件減。追突が121件と約4割を占めた。約5割に当たる159件が交差点で発生している。第1当事者の違反内容は、前方不注視が93件、安全不確認78件が目立った。

 死亡事故は車両単独、車同士の衝突、歩行者の犠牲など形態はさまざま。人身事故も顕著な傾向は見当たらないが、梶課長は「歩行者、運転者が交通安全意識を高めることで事故は防ぐことができる」と力を込める。

 今後は夕暮れ時間が早まる季節のため、運転者には「夕方以降は歩行者が見えにくくなることに留意して運転を」、歩行者には「明るい服装や夜光反射材を付けるなど対策を」とアピール。関係機関・団体と連携しながら、啓発活動などを強化していく考えだ。

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