苫小牧市美術博物館は5日、開館時間を3時間延長して午後8時にする夜間開館を実施した。同日開幕した企画展「NITTAN ART FILE3」、美術家坂東史樹さんによる中庭展示「小さくて深い空」の作品を同館学芸員や出品作家が解説した。
夜間開館は日中に来館できない市民のため、年に数回実施している。
企画展は「内なる旅~モノに宿された記憶」と題し、4人の作家の現代アートを紹介する内容。中庭展示は苫小牧港・西港を縮小模型(約1600分の1)で再現したインスタレーション(架設展示)。
この日の夜間開館では、中庭展示スペースの入り口を特別に開け、来館者が中に入って作品を観覧できるようにした。吹き抜けになった中庭の天井は黒布で覆い、中心部に円筒状の白布を垂らして外光を作品の中央部に集め、作品に向けて照射。光ファイバーを約1200本使用した模型の街灯や石油コンビナートは光を受けて暗闇の中で輝き、幻想的な世界が浮かび上がった。
参加者は詳細に再現された模型を「すごい」「きれいだね」と感心して眺め、作品の世界観を楽しんでいた。
















