北洋銀の道内企業 経営動向調査 「足踏み見られる」 売り上げ、利益DIとも変動なし 7~9月期

北洋銀の道内企業 経営動向調査 「足踏み見られる」 売り上げ、利益DIとも変動なし 7~9月期

 北洋銀行は、2019年7~9月期の道内企業の経営動向調査結果を発表した。全産業の売り上げ判断指数(DI)はマイナス3、利益判断指数(DI)はマイナス8で、いずれも前期(19年4~6月期)から変動はなく、「業況に足踏みが見られる」としている。

 DIは増加企業の割合から減少企業の割合を引いた数値。調査は8月中旬~9月上旬に、道内企業691社を対象に実施し、404社から回答を得た(回答率58・5%)。

 売り上げDIの業種別では、木材・木製品、鉄鋼・金属製品・機械、卸売業、運輸業の4産業が前期から上昇。食料品、建設業、小売業、ホテル・旅館業の4産業で下降した。特に木材・木製品は18ポイント上昇してマイナス10、卸売業も10ポイント上昇して8と持ち直しの動きが見られた。逆にホテル・旅館業は31ポイントも下降してマイナス14と業況が一気に後退している。

 利益DIの業種別では、木材・木製品、鉄鋼・金属製品・機械、卸売業、運輸業の4産業が前期から上昇。建設業、小売業、ホテル・旅館業の3産業で下降。食料品は横ばいだった。特に運輸業は21ポイントも上昇して3になったほか、鉄鋼・金属製品・機械も14ポイント上昇して20に改善。逆に小売業は20ポイント低下してマイナス18に悪化した。

 19年10~12月期の見通しでは、売り上げDIは3ポイント低下したマイナス6を、利益DIは1ポイント下降したマイナス9を見込む。北洋銀では「先行きの見通しに慎重さが見られる。製造業は売り上げDI、利益DIとも低下の見通しのほか、非製造業も売り上げDIは下降する見通し」としている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る