第57次南極地域観測隊の参加経験を持つ苫小牧勇払小学校の柴田和宏教諭がこのほど、苫小牧市内で講演し、観測隊の任務を通じて学んだ知見をユーモアを交えて語った。約130人が集まる北海道市議会議長会道南支部の議員研修会に招かれた。
柴田さんは、2015年12月から16年4月まで南極観測隊(夏)に参加。「そうだ、南極、行こう。」の演題で現地の映像も映しながら、南極も暖かい季節があるなど実際の体感を交えて解説した。
昭和基地で活動する中で、周辺設備は歴代の観測隊が造ってきたことを紹介。自身も風力発電設備の建設に携わったとし「建築のプロは3人程度で多くは素人。それでも力を合わせ、1カ月半で完成させた。隊員の中には、とにかくやってみるという心構えがある」と述べた。
南極でごみ削減を徹底する背景に、助け合い精神があるとし「ごみ処理も仲間がする。その負担を軽くしたくてごみを減らす気持ちにもなった」とも語った。
会場には南極の氷や観測隊が使う防寒服などが展示され、参加者から関心を集めていた。
















