苫小牧市で2020年夏に開かれる障害児や家族、ボランティアらが交流しながら相互理解を深める1泊2日のキャンプ「いけまぜ夏フェス」の地元実行委員会が11日、発足した。この日、市民活動センターで開かれた初会合には委員や関係者約50人が出席。委員長に市社会福祉協議会の渡辺敏明会長を選出し、約1年後の本番に向けた準備をスタートさせた。
いけまぜ夏フェスは障害の有無にかかわらず、会場に集まった人たちが「ごちゃ混ぜ」になりながら時間を共有する中で認め合い、助け合う気持ちを育むイベント。障害児の親などでつくる札幌のNPO法人障がい児の積極的な活動を支援する会にわとりクラブ(高橋義男理事長)の主催だが企画、運営などは地元住民でつくる実行委が中心を担う。
1997年に札幌で始まり、開催地を変えながら年1回実施。毎回1000人を超える参加者が集まり、打ち上げ花火やさまざまな体験プログラムを盛り込んだスタンプラリー、ミニ運動会などを展開している。苫小牧では初開催となる。
この日の初会合には苫小牧や札幌、白老、むかわなどに住むにわとりクラブ会員のほか、市教委や市社協の職員、障害者福祉の団体関係者、ボランティア活動に取り組む市民などが実行委メンバーとして出席。にわとりクラブ側から、いけまぜ夏フェスの理念や当日の様子、これまでの経過などについて説明を受けて本番に向けたイメージを膨らませていた。
高橋理事長は「いけまぜ夏フェスの目的は障害児をもてなすことではなく、お互いさま精神や持ちつ持たれつの気持ちを取り戻すこと」と強調。「みんなでつくり、楽しむことこそが人の幸せにつながる」と訴えた。
実行委とにわとりクラブは今後市などと協議して日程や会場を決め、具体的な準備に入る。
















