苫小牧市は、中小企業を支援する機関のインターネットサイトを一元化した「ポータルサイト」の作成を進めている。経営効率を高めるため、必要な情報を手軽に入手できる環境を整え、地元の中小企業を側面からサポートするのが狙い。来年3月までに公開し、活用を呼び掛ける考えだ。
10日に市内で開かれた中小企業振興審議会(高橋憲司会長)で市が素案を示した。
担当課によると、中小企業の支援策は市や苫小牧商工会議所、国、道、金融機関などが個別に情報提供しているが、審議会の委員から「分かりにくい」と指摘があり、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の活用を含め、情報一元化を検討してきた。
素案では、すでに実施している釧路市や北九州市の事例を参考に、苫小牧市のホームページ内にポータルサイトを構築する。トップページに目的別の支援メニューやイベントカレンダーの項目を配置。トピックスや新着情報も加え、分かりやすさを心掛ける。
目的別の支援メニューは、▽創業支援・事業承継▽人材確保・人材育成▽製品開発▽販路拡大―などを想定。審議委員からの意見を踏まえ、外部委託で2020年3月までの公開を目指す。
担当者は「定期的にサイトを閲覧してもらえるよう、関係機関と連携を深めたい」としている。高橋会長は「上手に活用されるよう審議会で意見を出していきたい」と話している。
















