鵡川漁協が地域団体商標に登録し、全国的な知名度を誇る「鵡川ししゃも」のすだれ干しがむかわ町の加工各店でお目見えしている。今月1日に漁が始まり、翌日から町内各店前にずらり。うま味の凝縮を裏付けるように秋の日差しを浴びてキラキラ光り、浜風にさらされてゆらゆら揺れる。
鮮度のいい魚体を選び、10匹ずつを1串にしてすだれのように天日干しする。干す前には塩水にくぐらせて「味付け」を施す。干す時間は各店で異なるため、味にも個性が出るのが特徴だ。
同町花園の佐藤商店は昔ながらの製法で、ヨシの茎にシシャモを差してすだれ干し。同店3代目の佐藤孝社長(43)は「鮮度、塩加減、お日さまで味は決まる」と話す。
今年は「ちょっと小ぶりだけど脂乗りは申し分ない」といい、「台風19号などでしけが続き、魚はまだ少ないが、漁はこれからが本番。すだれ干しもどんどん増えます」と話している。
















