苫小牧市の岩倉博文市長は16日の定例記者会見で、市議会臨時会を28日に招集し、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の候補予定地などの環境影響調査に係る2019年度一般会計補正予算案を提案することに対し、「自然環境への懸念が出ている場所。行政として即応する姿勢を示した」と理解を求めた。
調査の対象は、IR候補予定地と東京の投資会社MAプラットフォームが今月発表した高級リゾート計画の予定地を含めた市の国際リゾート構想に該当する市内植苗地区。地権者がすでに実施した調査データも活用し、第三者機関の分析を加え、行政の評価を示す考えで、年度内に一定の結論をまとめる考え。今後の事業展開によって追加の調査も視野に入れているとした。
また、今回の臨時会に合わせ、IR誘致推進の決議を議員提案する動きがあることに対し、岩倉市長は「IR整備法における市議会の決議とは今回の決議は異なるとは思うが、市民の負託を受けた議員で構成する市議会としての意思を決議の形で行うものと私は理解しているので、非常に歓迎したい」と語った。
北海道側から市議会の決議を求める要請が市長にあったかを問われ、岩倉市長は「なかった。道から言われ、やるという筋のものではない」と否定した。
















