森がもたらす恵みに感謝を―道植樹祭・育樹祭

森がもたらす恵みに感謝を―道植樹祭・育樹祭
北海道植樹祭・育樹祭について語る大井会長

 道は19日午前10時から、苫小牧市静川の苫東・和みの森で「第70回北海道植樹祭・育樹祭」を開く。イベントでは記念式典や植樹、育樹のセレモニーのほか、アトラクションや林業に関するパネル展などを行うミニテント村も開設する。2007年に全国植樹祭の会場になり、20年には全国育樹祭のお手入れ会場になる苫東・和みの森の大井正美運営協議会長(77)が、植樹祭・育樹祭について語った。

 ―開催に当たっての思い。

 北海道は18年、豊かな森を未来に引き継いでいくことを期する日として、全国で初めて「植樹の日」を5月第2土曜、「育樹の日」を10月第3土曜と条例で制定しました。道民一人一人が、植樹や育樹を通して森に触れ親しむことにより、森がもたらすさまざまな恵みに感謝する心を育みたい。

 ―植樹祭、育樹祭の意義とは。

 植樹祭では木を植えますが、その木の手入れを行うのが育樹祭です。以前に植えた木は今どうなっているのだろうと、木を育てる心は慈しみをもって社会の中で人に接する心につながっていきます。また、森の中での作業は、体の自然治癒力、免疫力を高めるなどのマイナスイオンによる効果が期待できます。

 ―運営協議会の活動について。

 森に親しんでもらおうと、月に1度開く「森づくり」では、全国植樹祭の行われた記念の森に誰もが集えるよう環境整備をしています。車いすの方でも森の散策ができる180メートルの木道も整備したので、森林浴を楽しむことができます。

 ―緑化への願い。

 来年は全国育樹祭が開催されます。一つ一つの積み重ねが環境を変えていくことを、地元の森を通して市民が理解し、環境意識が高まればと思っています。

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