内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)は17日、苫小牧市内のホテルで支部懇談会を開いた。備え・防災・BCP(事業継続計画)策定アドバイザーの高荷智也氏が「メディアでは言えない、胆振周辺で生じる災害の話~身近で生じるリスクを知り、命と事業を守る方法を学ぶ~」のテーマで講演した。
高荷氏は、具体的な防災対策として企業でBCPの策定、家庭では備蓄品を備え、地域のハザードマップで火山噴火や風水害の想定を確認することを強調。「まず死なないための準備をしてほしい」と力を込めた。
日本では地震や台風などさまざまな災害が発生しているとし、「台風は気象衛星などであらかじめ分かるようになったが、被害は起きてみないと分からない部分が多い」と指摘。苫小牧市のハザードマップを見ながら、市内で起こりえる災害を解説した。
この中で樽前山周辺について「市街地に火口が近く、日本中でも珍しいエリア」と分析。噴火の兆候が出た場合、規模によって土石流や火山灰が降り積もるなど状況が変わるため、「火山灰は水を含むと重くなり、建物が壊れることもある。場合によって市外に避難する必要も出てくる」と話した。
備蓄品は「普段食べる物を買うと管理が楽になる。最低でも3日間、できれば1週間分を用意するとよい」と勧めた。
















