苫小牧市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)をめぐり、苫小牧の市民有志が誘致の是非に係る住民投票を実現するため、署名活動を計画していることが分かった。近く団体を発足し、IR誘致の賛成派、反対派のそれぞれから協力を得て最終判断に民意を反映させる考えだ。
活動しているのは、まちづくりをテーマに意見交換する「とまこまちトーク」を定期開催する市内在住の団体職員杉本一さん(49)とフリーライターの菊地綾子さん(55)。トークの場でIRに関する議論を進めた際、苫小牧の将来に大きく影響することを痛感。市民理解が進まない状況で誘致活動が活発化することにも疑問を感じ、市民が広く考える機会をつくろうと、誘致の是非を問う住民投票の実現を目指すことにした。
今月中に「IR誘致の住民投票をめざす会(仮称)」を発足。賛成派と反対派の団体に協力を求めながらギャンブル依存症などの学習会も開催し、活動の輪を広げていく方針だ。
市の条例によると、住民投票を行う方法は▽市長の発議▽議会による市長への請求▽市民が市内に3カ月以上居住する18歳以上の投票資格者の4分の1の連署を集め、市長に要請―などとしている。
















