北海道が主催する高校生向けのものづくり現場見学会が23日、苫小牧市内などで開かれた。苫小牧工業高校の1年生40人が道内最大の製造業トヨタ自動車北海道などを見学。実際の製造現場でものづくりの楽しさなどを学び、進路選択に役立てる考えを示した。
道内産業に対する関心向上と将来の担い手確保などを狙いに2017年から始め、年数回ほど実施している。
生徒たちはバスで移動しながら、企業に対する技術支援を行っている苫小牧市テクノセンター(市内柏原)やトヨタ自動車北海道(同勇払)、建設メーカー旭イノベックスの北広島工場(北広島市)の3カ所を訪問。それぞれの担当者から業務内容やものづくりのポイントについて説明を受けた。
自動車部品など地元企業の製品について品質検査を受け付けているテクノセンターでは桃野正館長が事業内容を説明。金属内部を透過画像で確認できるX線分析装置など約60の検査装置を使い、地元企業を側面支援していることを紹介した。
この後、三つのグループに分かれてセンター内を見学。案内役の三浦修副館長は「企業の依頼でさまざまな製品を検査する場所がある」と語り、生徒たちも興味津々の様子で測定機器や検査設備などの説明を受けていた。
参加した男子生徒(16)は「製品をさまざまな角度から検査できる装置があり、勉強になった」と話していた。
















