勇払の史跡で草刈り―苫小牧郷文研

勇払の史跡で草刈り―苫小牧郷文研
勇払川旧古川周辺の史跡の草を刈る郷文研の会員

 苫小牧郷土文化研究会(郷文研、斎野伊知郎会長)はこのほど、勇払川旧古川右岸(苫小牧市勇払)の史跡「アイヌ丸木舟発見の地碑」前と戦争遺構「稔橋(ねんばし)」周辺の草刈りを行った。

 地碑は1966年、同会がアイヌ丸木舟5隻を発見した場所に建つ。丸木舟は道指定有形文化財で、現在は市美術博物館に常設展示されている。

 草刈りは、訪れた市民や観光客が整備された環境で史跡などに触れられるよう初めて行った。

 47~76歳の会員9人が鎌や電動工具を使い、地碑周辺に生えたササやススキを刈り取った。地碑から北に80メートルほど離れた所にある戦争遺構「稔橋」(幅4・8メートル、長さ42・5メートル)周辺の草も刈った。橋の名は44年ごろ、陸軍第77師団(通称稔部隊)が早来町に駐屯時、旧富内線の鉄橋を物資輸送路として軍事転用し、コンクリート製に改築したことにちなむ。

 斎野会長(68)は「地元の歴史を静かに語り継ぐ史跡を多くの方に見てもらいたい」と話していた。

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