道主催の道地域防災マスター認定研修会が26日、苫小牧市消防防災訓練センターで開かれた。同市や厚真町、むかわ町、白老町などの防災マスター認定者ら約50人が参加。講演や避難所運営ゲームを通じ、共助の大切さなどを再確認した。
道が認定する防災マスターは、今年度当初時点で道内に約3200人。防災リーダーとして地域で役割を果たせるよう、毎年各地で研修会を開いている。この日は道や室蘭地方気象台の職員らの講話に耳を傾け、北海道版の避難所運営ゲーム「Doはぐ」も体験した。
講話で道総務部危機対策局の西谷内文一主査は阪神・淡路大震災や東日本大震災に触れ、「隣近所で助け合い、声を掛け合って、助かった人もいた」と共助の大切さを強調。有事の際は「行政だけでは避難所運営はできない。災害時は避難所運営などでリーダーシップを発揮してほしい」などと呼び掛けた。
「Doはぐ」ではカードに記された情報に基づき、参加者がそれぞれ事情を抱えた避難者を受け入れるため、対応や配置場所などを検討。取材対応など正解のない問いもあり、参加者は「取材に応じるのは避難所が落ち着くまで控えるべき」「情報を多くの人に届けるには有効」などと意見を出し合った。
苫小牧市新中野町の石垣卓さん(46)は「臨機応変の対応が求められて勉強になった。経験をいざという時に役立てたい」と話していた。
















