JR北海道が廃止とバス転換を打ち出しているJR日高線鵡川―様似間(116キロ)について、新ひだか町の住民団体「JR日高線を守る会」(村井直美代表)が29日、同町内のホテルで記者会見を開き、日高町村会の坂下一幸会長(様似町長)に25日付で公開質問状を送ったことを明らかにした。会員や他団体のメンバーら約20人が出席し、鉄路の存続を訴えた。
同線区は、高波被害で2015年1月から不通が続き、代行バスが運行中。沿線7町で▽全線復旧▽鵡川―日高門別間の復旧残り区間をバス転換▽全線バス転換―の3案から方向性を決めようと協議が続けられている。
公開質問状は▽なぜ今、多数決を急ぐのか▽臨時町長会議の公開▽バス転換した場合、運転手不足など課題にどう対応するのか―など9項目。
村井代表は、11月に開かれる日高町村会の会合で多数決によって方向性を決める方針に、「住民の生活や地域の未来を左右する重要な問題にも関わらず、会議は一貫して非公開」と指摘。「バス転換の内容など住民に対して具体的な内容も明らかにされていない」とした上で、「急いで多数決で決める必要があるのか」と訴えた。
公開質問状は回答期限を11月5日とし、回答が得られ次第公開する方針としている。
















