苫小牧市日吉町の佐藤良一さん(86)が、来年のえとのネズミの置物を制作した。発泡スチロールを母材に親子のネズミ2匹に、かじった跡が付いたおにぎりを添えた10セットを完成させた。
佐藤さんは高校生の頃、姉の影響で手芸に興味を持ち、手作りの置物や人形の制作を始めた。
13年前、ネズミ年の妻が脳内出血で倒れた際、回復を祈ってネズミの置物を作ったのがきっかけ。以降、毎年えとの置物を作り続けている。
円すい型の発泡スチロールに綿糸を巻き付け、フェルトの耳、ビーズの鼻、黒目が動く手芸用の市販品を接着剤で取り付けた。
大きさは親ネズミで全長5センチ、幅4センチ。ネズミがかじり付いたイメージというおにぎりは、一部を少しへこませた。
えとの置物は13作品目で、ネズミを作るのは2回目。13年前は白色だったが、今回は灰色にした。11日から市民活動センターで開かれる市老人クラブ連合会の作品展示会で披露する。
佐藤さんは「最初に作ってから月日の流れの早さを感じる。元気でいられれば、2周目の完走を目指したい」と意欲を見せた。
















