日本政策金融公庫室蘭支店は10月28日、平取町の食肉卸売業の菅原商事に融資を行ったと発表した。中小企業向けの海外展開・事業再編資金の制度を活用し、シンガポール向けのジンギスカン輸出事業を支援する。
新千歳空港の土産店で販売している同社のジンギスカン商品が外国人観光客から人気を集めている点に着目。原材料の羊肉は宗教上の問題がなく、ニーズも高いとして、親日国のシンガポールで販路拡大を図るという。
同制度の融資額は7200万円が上限。現地事務所の開設や生産委託、展示会出展などに利用できる。同支店がこの制度を活用して融資するのは今年度2例目。昨年度は4例あり、このうち2例は苫小牧市内の企業だった。
担当者は「今後も海外でビジネスを検討している中小企業経営者や小規模事業者を後押ししたい」としている。
















