苫小牧市内でも、初冬の風物詩である漬物用ダイコンの天日干しが始まった。青果鮮魚販売店コ・ジャスナ(港町)では、店先に真っ白なダイコンがずらりとぶら下がり、市民や観光客の注目を集めている。
同店前にぶら下がるダイコンは、市内の主婦などから事前に予約が入っていた約700本。店員が水洗い済みのダイコンを仕入れ、茎の部分を切り落とし、ビニールひもを結び付けて10月上旬に干し始めた。
寒風にさらされ、水分が抜けてうま味が凝縮する。同月下旬に入って気温が低下した影響で乾燥が進み、順次予約客が引き取りに来ている。
各家庭でたるに米ぬかなどと一緒に投入されたダイコンは、たくあん漬けなどになる。
同店は昨年、干しダイコンの販売を始めたが、自宅に干す場所がない主婦などから好評という。干しの作業は今月中旬まで続く。
観光で訪れたという札幌市中央区の会社員、不藤愛さん(29)は「こんなにたくさんのダイコンが干してある光景を初めて見た。迫力がありますね」と語った。
















