IR関連経費1900万円支出 誘致地元の賛否含め判断 道議会決算特別委

IR関連経費1900万円支出 誘致地元の賛否含め判断 道議会決算特別委

 道の森秀生観光局参事は13日の道議会決算特別委員会で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)をめぐり、これまで道が支出した関連経費について約1900万円になることを明らかにした。中山智康氏(北海道結志会)の質問に答えた。

 森参事は内訳について2017年度が「IRに関する調査として事業者からの提案募集や需要予測、日本型IRの理解促進を目的としたセミナーを開催。これらに要した事業費は約1680万円」と説明。18年度は「有識者懇談会を立ち上げ、地域説明会も開催。道の『IRに関する基本的な考え方』をまとめた。これらに要した事業費は約230万円になる」と述べた。

 中山氏は、優先候補地の苫小牧市の動向として「市民団体『カジノ誘致に反対する苫小牧市民の会』が2万155筆の誘致反対署名を市に提出。一方で市議会は誘致推進決議を賛成多数で可決している」と指摘。「両者の重みを、道としてどのように受け止めているのか」とただした。

 槇信彦観光局長は「優先候補地の地元である苫小牧市においても、賛否を含めさまざま意見がある」との認識を示し、「こうした地域の動向や幅広い方々の意見を参考に、誘致に挑戦するか否か、適切な判断につなげていくことが重要」との見解を示した。

 決算特別委は、鈴木直道知事が皇位継承に際して行う「大嘗祭」に出席のため、14日から休会に。21日に再開して知事が出席した総括質疑を行い、IRに関して集中審議する。

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