東京五輪マラソン・競歩 札幌移転成功へ指示 鈴木知事 「ギア上げ 知恵と力結集」

東京五輪マラソン・競歩 札幌移転成功へ指示 鈴木知事 「ギア上げ 知恵と力結集」
マラソン・競歩の札幌移転成功へ向け、幹部職員に指示を出した鈴木知事(右)=13日、道庁

 2020年東京五輪マラソン・競歩の札幌開催をめぐり、鈴木直道知事は13日、道庁内で庁議を開き、「本日からモードチェンジし、ギアを上げていかなければならない」と強調し、本番まで9カ月を切る中、「極めて短い期間になる。マラソン・競歩を成功させることができなければ、オリンピックの成功なし。大変重要な役割をわれわれが担うことになる」と述べ、各担当分野での課題の洗い出しを指示した。

 鈴木知事は11日に東京都の小池百合子知事と会って「しっかりと一緒に頑張っていこう。応援します」と言われたことを明かし、12日には自民党の二階俊博幹事長や橋本聖子五輪相とも会談し、「それぞれから応援を頂ける発言があった」と説明。前例のない時期での札幌移転決定に対し、「ワンチーム」で準備作業に臨む姿勢を示した。

 庁議では大会組織委員会と札幌市、道の役割分担も確認。道の役割は▽開催支援・協力▽おもてなし・機運醸成・魅力発信―の2本が柱。「開催支援―」では、3者で構成する実務者会議でマラソン・競歩コースの設定や交通規制の協議を進めるほか、宿泊・輸送確保に関する業界団体への要請、事前合宿地の情報提供、ボランティア確保に関する協力要請などに当たる。「おもてなし―」では、道産農林水産物によるおもてなしや、食と観光プロモーションとの連携などを展開する方針。

 鈴木知事は役割について「指示を待つのではなく、各担当分野から積極的な提案を挙げてほしい」と要望。民間企業・団体との連携も重要になることを指摘し、「さまざまな事業と連携した取り組みを進め、大会を成功につなげていかなければならない」と説明。「知恵と力を結集して北海道の力を示し、この大会の成功プロセスを含めてレガシーにしていきたい」と意欲を示した。

 札幌開催をめぐっては、発着点が3案あるマラソンコースのほか、競技日程も未定と課題が山積している。8日に初会合を開いた組織委、札幌市、道の実務者会議は、週明けの18日に2回目の会合を札幌市内で開き、コースなどを協議する。

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