エムエムエス苫支店がパトロール  社有車で子どもの見守り

エムエムエス苫支店がパトロール  社有車で子どもの見守り
オリジナルステッカーを張った社有車で安全パトロールを始めた社員たち

 マンションやビル、公営住宅などの管理を手掛けるエムエムエスマンションマネージメントサービス苫小牧支店(苫小牧市若草町)は、社員が業務で市内を移動中、子どもたちの安全に注意を払う見守り活動に乗り出した。社有車にオリジナルのステッカーを張って、活動をアピール。犯罪の抑止力としても機能させたい考えだ。

 同支店は地域貢献活動の一環で2014年4月、道営住宅に入居する独り暮らしの高齢者に電話を掛け、定期的に安否確認をする見守り活動をスタート。月1回の見守り活動で、安心して長く住み続けられる地域づくりに貢献してきた。

 今年5月、川崎市で登校中の児童ら20人が男に殺傷された事件を受け、新たに地域の子どもたちを見守る活動も検討。10月、管理物件の保守点検で苫小牧市明徳町~植苗を日常的に移動している社員9人による地域パトロールをスタートさせた。

 社員は目的地に向かう際、幹線道路ではなく住宅街や小中学校の通学路などを通行。不審者に遭遇したり、交通事故など危険な目に遭ったりした子どもを緊急的に保護する。

 「こどもみまもり隊」の文字と、困った顔の子どものイラストが付いたオリジナルステッカーを作成。社有車4台に張っている。

 これまで、市職員が公用車に「こどもSOSの家」のステッカーを張って市内を移動したり、町内会やNPOなどが青色回転灯を装備した専用車両で防犯パトロールを展開してきたが、市は「民間の事業所が独自にステッカーを作成し、市内で安全パトロールを行うのは珍しい」(安心安全生活課)と指摘。「民間の取り組みがさらに地域内の犯罪の抑止力につながれば」と期待する。

 同支店は趣旨に賛同する事業所などと連携し、見守り活動を拡大させたい考えだ。白石将康支店長は「誰もが安心して暮らせる地域をつくるためには、民間の力が不可欠。市内全域で子どもを見守る目を増やしていければ」と語る。

 活動に関する問い合わせは同支店 電話0144(35)1371。

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