苫小牧市立病院(松岡伸一院長)は14日、市消防本部などと合同の災害対策訓練を院内で行った。病院関係者ら約200人が参加。地震発生直後の院内の状況を把握する指揮体制や、迅速で適切な治療を提供する医療体制の連携を確認した。
訓練は同日午後5時半に震度6の地震が発生し、多数の負傷者が搬送されてくる事態を想定。建物の損壊や電気、水道、医療器材、通信などの被害はなくエレベータも復旧した前提で行われた。
院内に災害対策本部が立ち上がり、人員配置センターが職員個々の役割をその場で指示。それぞれ持ち場に就いた。
計39人の模擬患者が続々と搬送される中、けがの具合などに応じて手当ての緊急度を迅速に判定するトリアージ(識別救急)を実施。医師や看護師らが治療に当たった。
訓練終了後、職員を前に講評した町田正晴副院長は「実際の災害ではさらに多くの患者が搬送されてくる事態もあり得る」と強調。「そうした状況を念頭に置いて災害時でも迅速に対応できる心構えを」と呼び掛けた。
















