苫小牧市ウトナイ南のうとない保育園(細井智子園長)は15日、同園ホールで講演会「今しか育めないことを園でも家庭でも」を開いた。市教育委員会教育部参事の丹野靖彦さん(53)が、幼児の成長、小学校の特別支援教育の現状、保育園の役割などについて語った。
卒園児が楽しく小学校へ通えるよう、市内の特別支援教育の現状を知り、子育てに役立てられるようにと企画。同園の職員と保護者の計60人が受講した。
丹野さんは、「子どもの思考力の芽生えや感情をコントロールするために、言葉は重要」と説き「子どもの発音や言い間違えを直すより、話す機会を増やすことが大切。否定するのではなく、会話の中で模範を示すと自然に正しい言葉が身に付く」と話した。
小学校の特別支援教育については、苫小牧市が道内で唯一、言語や情緒、発達の障害によって、一部支援が必要な児童を受け入れる「通級指導教室」を全校に配置していることなどを紹介。「子どもは育ち直しができる」とし「成長に不安を感じたら周囲の人に相談を」と強調した。
受講者は熱心にメモを取りながら聴講。終了後には日ごろ感じている悩みを丹野さんに投げ掛け、アドバイスを求めていた。
















