道は19日、日米貿易協定発効による道内農畜産物の生産額が最大371億円減少するとの試算を発表した。牛乳乳製品を中心に、牛肉、小麦、豚肉などが大きな影響を受ける見通しだ。
試算は国の手法に即して実施。経営安定対策などの国内対策の効果を見込み、国内生産量が維持されるとの前提に立ち、関税削減などの影響で価格低下による生産額の影響をはじいた。
最も影響が大きいのは牛乳乳製品で、生産額は149億~223億円減少する。安い輸入品が流通するため、乳製品の価格が下落し、道内酪農家の所得が大きく減るとみている。
この他、牛肉が53億~106億円、小麦が22億円、豚肉が8億~15億円、それぞれ減少すると試算した。
また、米国を除く11カ国による環太平洋連携協定(TPP11)も合わせると、道内農畜産物の生産額は最大496億円減少。水産物と林産物を加えると最大で518億円減少するとはじいた。
日米貿易協定の承認案は19日に衆院本会議で可決され、20日に参院で審議入りする。
















