苫小牧市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の行方が注目される中、苫小牧の複数の市民団体がIRについて学んだり、理解に向けた活動参加を呼び掛けたりしている。12月上旬までに3団体がさまざまな視点で会合などを開く予定で、地域の将来を考えようと有志団体の動きが活発化している。
市民講座を企画しているのは、苫小牧の非営利自治支援事務所Pucca(プッカ、石田英人代表)。IR担当の市職員を招き、21日午後6時から市内錦町のロックバーJAMで「苫小牧に…あってもいいよね!IR」(参加費500円)をテーマに内容説明や意見交換を行う。石田さんは「IRが何なのか分からないことが多い。内容を知り、まちの将来を考える機会を作りたい」と狙いを語る。問い合わせは石田さん 携帯電話090(5223)5476。
IR誘致の是非を市民で決めようと活動する「IR苫小牧の住民投票をめざす会」は、23日午後6時と午後7時半の2回、市文化交流センターで住民投票に必要な署名活動の説明会を開く。杉本一共同代表は「まちの将来を考える機運を盛り上げたい」と参加を呼び掛ける。
変わった取り組みでは、市内の演劇集団「C.A.W」が人口減に悩む架空のまちでリゾート施設誘致に翻弄(ほんろう)される三きょうだいのドラマを描いた公演を12月7日(午後7時開演)、8日(同2時)の両日に市文化交流センターで行う。
主演で脚本を書いた鈴木英之代表は「IRを直接描いているわけではないが、見た人が自分のまちの現状を考えるきっかけになればと思う」と話す。チケットは同センターなどで販売中。
















