苫小牧市双葉町3の老舗菓子店「菓子処玉屋」(五十嵐貴之代表)が22日、リニューアルオープンする。約8カ月間かけて現地建て替えをした店舗は、白色を基調としたおしゃれな「和仏折衷」。3代目の五十嵐代表(47)は「伝統の和洋菓子を守りながら、新しいフランス菓子にも挑戦したい」と意欲を燃やす。
創業101年を迎えた家族経営の和洋菓子店玉屋は1918年、市内大町で開店。66年に矢代町、84年に現住所に移転した。シュークリームやどら焼き、中華まんじゅう、グレープフルーツのゼリーなどが人気だ。
2002年の父の急逝を受けて経営を引き継いだ五十嵐代表は店舗の老朽化などを踏まえ、リニューアルを決断した。3月に休業して旧店舗を解体した上、住居を兼ねた2階建ての新店舗を整備した。
1階部分約50平方メートルに売り場や厨房(ちゅうぼう)、フリースペースを設けた。このうち売り場面積は約25平方メートルで旧店舗とほぼ同一だが、将来はフリースペースをイートインに活用する構想も。来客用駐車スペースは従来の倍になる4台分とするなど、買い物客の利便性向上を重視した。
五十嵐さんは大学卒業後の7年間、函館のフランス菓子店で修業。白色を基調とした外観や内装に「ちょっと和風っぽさもある南フランスの田舎の風景をイメージした」と言う。
屋号は漢字とローマ字で表記し、入り口に縦約1・6メートル、横約1・5メートルののれんを設置。伝統の和洋菓子を残しつつ、新たにフランス菓子に力を入れる決意を込めた。
22日は午前11時オープン。従来の人気商品に加え、100セット限定のケーキセットも登場する。カシスムースなどケーキ四つセット(税込み1600円)、定番のイチゴショートなど三つセット(同1200円)を用意。五十嵐代表は「新しいフランス菓子も随時販売していきたい」と話す。
















