6月からの全国を回るトークキャラバンの一環で来道した沖縄県の玉城デニー知事は20日、道庁を訪れて浦本元人副知事と会談した。正殿などが焼失した首里城(那覇市)について玉城知事は「手を差し伸べたいという気持ちで全国、海外からも連日、関係機関に寄付を頂いている。本当に心から感謝したい」と話した。
玉城知事はトークキャラバンに関して「沖縄の米軍基地や日米地位協定の課題を、沖縄だけの課題ではなく、全国の皆さんに共通の認識を持っていただきたいとの思いで開催している」と説明。19日には札幌市で開催し「会場は満杯。1200人の皆さんに来ていただいた」と笑顔を見せた。
首里城火災については「幸いにも首里城の中だけの火災だった。喪失感は大きいものがあるが、被害が広がらなかったことには安堵(あんど)している」と述べ、復興へ向けて菅義偉官房長官らと面談したことなどを説明。「政府も復興のために専門的な協議会をつくるという。私どもも対策本部を立ち上げているほか、知事公室に戦略チームを設置し、国の方向性に対応する準備を進めている」と復興に向けた意欲を語った。
浦本副知事は「私も20年前に沖縄に行き、首里城を拝見した。焼失されたと聞き、大変残念な思いでいる」と述べた。札幌でも首里城支援へのチャリティー活動が始まっていることを紹介し、道としても「一日も早い復興へ向け、できる限りのことはやらせていただきたい」と語った。
















