苫小牧市や近郊の障害児通所支援施設、保育園、学校などで子どもの発達支援に関わる人たちを対象にした障害児療育研修会が16日、市民会館小ホールで開かれた。不登校児支援や特別支援教育に詳しい教育ジャーナリスト品川裕香さんを講師に迎え、障害の有無にかかわらず、子どもたちが自立、社会参加に必要な力を育む方法について考えた。
療育、教育の質の向上を目的とした恒例の取り組みで市内外から、約120人が出席した。
品川さんは「じっとできないから注意欠陥多動性障害なのではないか」「発達障害だからできないのは仕方ない」などと表層的、一面的に捉える危険性を指摘。外部からの刺激を受けて脳の状態は変化するとし、適切な教育や療育を早期に行うことの重要性を力説した。
子どもを健やかに育み、教育する最終目的は障害の有無にかかわらず「自立し、社会貢献をする姿勢を身に付けさせに、反社会的な行動などを起こさせないこと」と強調。目的達成には規範意識や感情、行動を自ら管理するセルフコントロールが必須とし、「各自の認知特性を踏まえ指導方法を変えることも療育、教育現場に求められている」と力説した。
















