【マレーシア・ジョホールバル、伊藤真史】海外ポートセールスで19日から東南アジアのマレーシアを訪れている苫小牧港利用促進協議会(会長・岩倉博文苫小牧市長)の一行は21日、同国で2番目に大きい国際貿易港のタンジュンペラパス港を運営するPTP社を訪れ、自由貿易地区を併設する同港の特色について学んだ。
同社担当者によると、シンガポールとの国境に近い同港のコンテナ貨物取り扱い貨物量は開港した2000年が20フィートコンテナ換算で40万本だったのに対し、今年は910万本まで増え、昨年の取扱量は世界18位になった。アジア圏を中心にEUやインドなどとの航路を築き、近距離にある世界第2位のシンガポール港は「ライバルではなく協力的な関係」と強調した。
港湾内の自由貿易地区には日本を含む複数の企業が進出。敷地内で製造した製品を海外へ輸出する代わりに、他国から輸入した原材料に関税をかけないルールを適用している。視察に参加した苫小牧埠頭の橋本哲実社長は「自由貿易地区がこの港の大きな特色。海外の港では時々見掛けるが、こうした取り組みが港の活性化につながる」と参考にしていた。
一行は22日にシンガポール港の視察などを行った後、帰国する。
















