苫小牧中央高校(山口祐正校長)はこのほど、労働法の基本について学ぶ「わかりやすい労働条件セミナー」を同校視聴覚室で開いた。3年生55人が、働く上で必要な知識について理解を深めた。
就職を控える生徒らに、健康的な社会人生活を送るための法律を知ってもらおうと昨年から開催している厚生労働省の委託事業。元労働基準監督官で学生を対象としたセミナーの講師をしている中山和雄さん=札幌市在住=が労働法について詳しく解説した。
中山さんは、働く際、会社と労働者間で結ぶ労働契約には「働きやすい職場環境を確保する」という会社の配慮義務と「ルールや秘密を守ること」という労働者の誠実義務が付随することを強調。互いに誠意を持って権利の行使、義務の履行をすることが求められるとした。
さらに入社した会社がいわゆる「ブラック企業」だった場合、労働基準監督署へ匿名で相談できることなどを説明。「働く企業を選ぶ際、ハローワークや労働局のホームページを活用するとブラック企業を見極められる」とアドバイスした。
















