苫小牧市のウトナイ湖周辺の自然環境について理解を深める市民グループ「沼辺の会」は23、24の両日、同湖畔で観察会を行った。両日で延べ24人が参加。ゆうふつ原野自然情報センター主宰の村井雅之さん(60)の案内で、水環境と森の関わりなどについて考えた。
参加者はウトナイ湖野生鳥獣保護センターに集合後、展望台に上り、頂上からダイサギの群を観察したり、湖畔を散策して、村井さんの話に耳を傾けた。
村井さんはウトナイ湖が三つの流入河川と複数の地下水、伏流水によって形成された場所であることなどを解説。「森林は木の根などで水を蓄える働きがあり、湖の水環境に大きく関わっている。森林を守ることが湖を守ることにつながる」と訴えた。
年内の活動は、この日が最後。同会世話役の菊地綾子さん(55)は「湖畔を歩くことで実感を持って、環境を学ぶことができる。来年以降も継続し、自然との付き合い方について考える機会にしたい」と話していた。
















