苫小牧市が今年3月末に開設した、インターネットの就職マッチングサイト「とまジョブ」の企業登録が順調に増えている。人材確保を支援する取り組みで、今年度目標の登録100社はすでに達成した。企業は無料で求人情報を掲載できるのが特徴で、担当者からは「使い勝手がよい」「行政のサポートが心強い」などの声も上がる。求職者もサイトから直接応募できるなど利便性のよさも好評だ。
とまジョブは企業と人をつなぎ、人材確保や市内就職を促すことを狙いにスタートした。登録企業数は20日現在、建設業や製造業、ホテル、小売業など計120社に上る。業務内容や年収、有給取得率、新卒入社後3年以内の離職率など若い世代が気になる職場情報を積極的に紹介。中には若手従業員のインタビューを掲載し、事業所や仕事の魅力を伝える企業もある。
市の委託を受けた業者が登録企業を直接訪問し、取材内容をサイトに掲載するなど支援にも取り組んでいる。
登録企業の一つで、苫小牧東部地域(苫東)で植物工場を運営するJファームは「会社の仕事を広く知ってもらうために参加した。行政のサポートはとてもありがたい」と話す。市の担当者は「見てもらうための工夫をしながら、できる支援をしていきたいし、企業からの相談にも応じていく」(工業・雇用振興課)と語った。
一方、求職者側の手続きもシンプルにした。氏名、連絡先、希望職種、労働条件などの必要事項を登録するとサイト上からの応募が可能。登録者は20日現在88人で、ニーズにマッチする人材を企業がスカウトできる仕組みもある。
市は年明けにサイトのPRを強化する計画で「苫小牧市内の企業に関心を持ってもらうきっかけにしたい」としている。問い合わせは市工業・雇用振興課 電話0144(32)6432。
















