母校あった証しを 市教委 弥生中の記念碑設置

母校あった証しを 市教委 弥生中の記念碑設置
弥生中学校の跡地付近に設置された記念碑

 2013年に閉校した苫小牧市弥生町1の苫小牧弥生中学校の跡地近くに、市教育委員会が学校の沿革などを記載したメモリアルプレート(記念碑)を設置した。卒業生などから「学校が建っていた証しを残したい」と強い要望があったといい、同校ゆかりの人たちも完成を喜んでいる。

 同中は1947年、苫小牧町立西中学校として開校。以来、1万3000人以上の卒業生を輩出してきたが生徒数の減少により、2013年に閉校した。校舎は14年に取り壊され、跡地にはホームセンターやスーパーなどの商業施設が建っている。

 記念碑は高さ2メートル、幅90センチ。跡地に隣接する緑地の一角に設置された。校舎の写真付きで、同校の沿革史のほか校歌や校章も紹介している。

 校舎を解体して以来、卒業生や町内会などから記念碑の設置を求める声が相次いで市に寄せられていた。

 1997年から7年間、社会科教諭として同校に勤務していたという苫小牧明野中学校の鏡武志校長(52)は記念碑を前に「年に1度の学校祭などの行事では、どの生徒も一生懸命だったのを思い出す」と笑顔。「当時の痕跡が何も無くなっていたのでうれしい」と語る。

 記念碑の設置に合わせ、市のホームページ内に同校を紹介するページも開設された。

 市教委の担当者は「新たに転入してきた市民にも、町の歴史を知ってもらいたい」と話している。

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