市議会広報紙の充実模索、外部と意見交換の場も 「読まれる工夫考えたい」

市議会広報紙の充実模索、外部と意見交換の場も 「読まれる工夫考えたい」
紙面充実に向け試行錯誤が続く「議会だより」

 苫小牧市議会は年4回発行している広報紙「議会だより」の内容充実に向けた取り組みを進めている。市民と議会の距離を縮めようと、市議による編集会議やアンケート調査を実施。最近は率直な意見を聞くため、高校新聞部や地元編集者などと意見交換する機会も取り入れている。今後も随時刷新しながら市民のための議会づくりを目指す考えだ。

 広報紙は議会改革の一環で2012年11月に発行。市議9人でつくる編集委員会が内容を検討し、年間900万円前後の予算で年4回(改選期は3回)発行し、全戸配布している。

 16年度からは紙面改善に向けて「フリートーク」と題し、外部から意見や感想を聞く活動をスタート。初回は市内高校の新聞部員と苫小牧市明るい選挙推進協議会(明推協)の会員を迎えて生の声を聴いた。出席者からは「記事と写真が合っていない」「難しい表現がある」などと厳しい意見もあったという。

 編集委員会ではこうした意見を直近に発行する紙面に反映。4回目のフリートークでは明推協の会員から「文字が大きくなって以前より読みやすい」、新聞社の編集記者からは「意見が紙面に反映されている実感がある」と評価する意見が上がっている。

 一方で「読まれていない」という声もある。市議会が17年度にイベント会場などで行ったアンケート(回答数557人)では、「読んでいない」が20%で、「知らなかった」も19%あった。ただ、同紙発行については半数以上が必要と回答したという。

 市議会は改めて来年度にもアンケート調査を行う方針で、編集委員会の板谷良久委員長は「議会を知ってもらうための一つの手段。読まれる工夫を考えていきたい」と話している。

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